美容・肌試験

機能性食品から化粧品まで、肌・美容の評価試験を、肌測定に特化した施設と連携して実施しています。

香粧品学会ガイドラインに基づいた高度な試験がおこなえる専門測定施設と連携して試験を受託しています。

機能性食品から化粧品の素材を用いた試験まで幅広く実施可能です。

抗シワ評価試験(日本香粧品学会ガイドライン)

日本香粧品学会「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」に準拠した試験を実施いたします。

評価項目(例)

  • シワグレード標準による目視/写真画像での評価
  • シワ部位のレプリカによる斜光照明を用いたシワ深さ、シワ面積の二次元解析法
  • レプリカによる三次元機器評価

シワグレード

日本香粧品学会のシワグレードに基づき皮膚科専門医が目視評価、写真評価を行います。

シワレプリカ

反射用レプリカ解析システム  ASA-03RXD

採取したレプリカに角度30度の平行光を照射する事により得られるキメ、シワ等の形状に応じた陰影画像をCCDカメラで撮像し、コンピュータに取り込み画像処理することでキメ・シワ等の形状、定量解析を行います。

指定された四角形幅(X)内のキメ・シワの幅(W)、深さ(D)、ライン数(Y)を元に計算します。

モデルケース:シワ改善効果の評価試験

対象となる被験者(例)

  1. 30~50歳の女性
  2. シワグレード2~3程度の方

シワグレード:日本香粧品学会 新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン, 日本香粧品学会誌, 30(4):316-332, 2006

試験スケジュール(例)

スクリーニングで選択された20名が8週間、試験品を使用する

検査内容

検査内容

レプリカ画像解析結果

主要評価項目(例)

  1. 皮膚科専門医目視評価(シワグレード)
  2. 皮膚科専門医写真評価(シワグレード)
  3. レプリカ解析(全体積率、シワ面積率、シワ体積率、シワ最大深度、シワ最大幅、シワ平均深度、シワ個数)
  4. 皮膚安全性

副次的評価項目(例)

角層水分量

美白化粧品評価試験(紫外線誘導色素沈着試験)

美白化粧品(医薬部外品)の有効性について紫外線誘導色素沈着に対する効果を検討します。

評価項目(例)

  • 紫外線惹起による色素沈着制御作用評価
  • すでにある色素沈着(シミ)改善作用評価

紫外線照射経時的変化

紫外線照射機 デルマレイ-200

ランプハウスの回転・上下運動により様々な部位に照射可能です。

モデルケース:美白効果の評価試験

対象となる被験者(例)

  1. 30~50歳の女性
  2. シミが気になる方

試験スケジュール(例)

スクリーニングで選択された21名が6週間、試験品を使用する

検査内容

画像解析結果

画像解析結果

画像解析結果
画像解析結果

主要評価項目(例)

有効性:画像解析による顔全体の明度・色素沈着(小・大※)数・面積の変化

※小サイズ: 0.6~1.2mm2、大サイズ: 1.2mm2超(レベル1:薄いシミ、レベル2:シミ、レベル3:濃いシミ)

副次的評価項目

  1. 有効性:人工的紫外線誘導色素沈着後の下記 i ~ iii の変化、並びに iv 、v の変化
    i. メラニン指数
    ii. 紅斑指数
    iii. 皮膚色L値
    iv. 医師による診察・皮膚所見
    v. アンケート
  2. 安全性:有害事象(自他覚症状)及び医師による診察・皮膚所見

試験実施体制

被験者

美容試験に最適な女性被験者を豊富に有するボランティア会から質の高い被験者をピックアップします。

実施施設

香粧品学会ガイドラインに沿った美容試験に特化した専門施設にて測定を実施します。

測定室

  • 恒温恒湿条件(例:室温20℃、湿度40~50%)での試験実施ができます。
  • 13㎡の試験室を2室隣接して設置。独立使用、同時使用ともに可能です。
  • 送風、採光等も美容試験に最適の設計となっています。
測定室

測定機器

測定機器

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